2007年10月20日
船橋大神宮の奉納相撲大会@船橋市宮本(1)
船橋市宮本5丁目の船橋大神宮にて奉納相撲大会が,2007年10月20日(土)と21日(日)におこなわれる. 
すでに土俵場が作られ,乾燥の工程に入っている. 雨で壊れないようにブルーシートの簡易テントでおおっている.
1590年(天正18年)ごろに徳川家康が東金の鷹狩に行く東金街道の途中に,船橋御殿(現在の船橋本町の船橋東照宮の場所)に宿泊をしていた. 江戸方面から徒歩や馬で無理なく旅をすると,船橋あたりが1泊目となっていた. そのようなこともあり,成田山へ参拝にいく宿場町として発展していた. 
船橋(当時は五日市村,九日市村,海神村)の人々は徳川家康をもてなすために,舟町(ふなまち)の漁師の子ども達を集め相撲を取らせた. 徳川家康は大変喜んだという. これが,船橋大神宮の奉納相撲大会の由来とされている. 以後,船橋大神宮の例祭である10月20日に奉納相撲を行うようになった. そのようなつながりもあり,将軍家へ御菜ケ浦(おさいがうら)を献上できるようになったと考えられる. 船橋は,三番瀬などの新鮮な魚を献上するかわりに,広大な漁業権を得ることができたのだ.
船橋大神宮の奉納相撲大会は,大人相撲と子ども相撲が別々の日に行われるが,大人相撲の最初の1番にも幼い子どもに取り組ませている.＜関連記事＞
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