2007年09月23日
JR京葉線の暴風柵@船橋市海老川鉄橋
首都圏の中でももっとも風に弱いのが,JR京葉線とJR武蔵野線だ. JR東日本は,この風対策として暴風柵の設置を,JR京葉線とJR武蔵野線で進めている. 船橋市の,海老川に架かる鉄橋の暴風柵も工事を進めていたが、暴風柵の設置作業は完成した.
この暴風柵には,多くの穴が開いている. こんなもので効きめがあるのかと思うが、風速を半分以下に弱めることができる.
逆に頑丈な鉄板の暴風柵にしてしまうと,風の力をもろに受けるため,鉄橋や高架橋の補強をしないといけなくなってしまう. また,このように一部の風を通すことにより,風の巻き込みもなくなる.
1978年(昭和53年)の営団地下鉄東西線の転覆事故は,荒川(中川)の鉄橋で起きた. この事故は,川面から垂直に吹き上げる強烈な風で,列車が浮き上がったのではないかと言われている. 現在の鉄橋では、線路の下から風が吹き上がらないように鉄板が敷かれている.
この暴風柵には,多くの穴が開いている. こんなもので効きめがあるのかと思うが、風速を半分以下に弱めることができる.
逆に頑丈な鉄板の暴風柵にしてしまうと,風の力をもろに受けるため,鉄橋や高架橋の補強をしないといけなくなってしまう. また,このように一部の風を通すことにより,風の巻き込みもなくなる.
1978年(昭和53年)の営団地下鉄東西線の転覆事故は,荒川(中川)の鉄橋で起きた. この事故は,川面から垂直に吹き上げる強烈な風で,列車が浮き上がったのではないかと言われている. 現在の鉄橋では、線路の下から風が吹き上がらないように鉄板が敷かれている.